端末内の保存は便利ですが、いつでも成功するとは限りません。保存の失敗や古い形式のデータを想定し、プレイを続けられる形を考えます。

この記事でわかること

  • 保存失敗を画面全体の停止にしない
  • 保存形式にバージョンを付ける
  • 端末内保存とアカウント同期を区別する
この記事の目次
  1. 保存する情報を、小さく決める
  2. 保存と読み込みの両方に、失敗時の道を作る
  3. 更新前のセーブを、更新後にも試す

保存する情報を、小さく決める

まずは音量、操作設定、クリアしたステージなど、次回に引き継ぎたい情報を列挙します。読み込み中の状態や描画用の値まで丸ごと保存すると、更新後に読み戻しにくくなることがあります。

localStorageはオリジンごとの保存です。別のドメインで公開すると同じ保存領域にはなりません。端末内の記録を置くだけで、別のスマートフォンへ自動同期できるとは案内しないようにします。

保存と読み込みの両方に、失敗時の道を作る

ブラウザの設定や容量などにより、保存時に例外が発生する場合があります。保存処理だけでなく、読み込みとJSONの解釈にも失敗時の扱いを決めます。

壊れた記録を見つけたら、無言で全消去するのではなく、読み込めなかったことを案内し、初期状態で遊ぶ選択肢を用意します。保存できない状態では、再読み込みすると記録が残らないことを利用者に伝えます。

更新前のセーブを、更新後にも試す

保存データに形式の番号を付けると、新旧の違いを判断しやすくなります。新しい項目は初期値を補い、理解できない形式を無理に読み込まない方針を決めます。

  • 空の保存領域から始める
  • 以前の版のデータを読む
  • 途中まで壊れたJSONを読む
  • 保存が拒否されてもゲームを開始できるか確認する

参考にした情報源

情報確認日:2026.10.14。引用画像・投稿の埋め込みは使用していません。